光カートリッジとは

光カートリッジとはDS Audioが世界で唯一販売する光電式カートリッジのことです。
従来のMM、MC型のカートリッジ磁石とコイルを用いて針の動きを検出するのに対し,光カートリッジは針の動きを光の変化として捉え出力します。
光電式カートリッジは今から40年程前に東芝、トリオなどの会社が販売しておりましたが当時の技術では製造難度が高すぎたために早々に販売を終了してしまいました。
しかし当時から光電式カートリッジの音質への評価は高く、今や伝説の銘機となっています。
過去の技術では超えられなかった課題を現代の技術により克服し、より進化した形の光電式カートリッジとして生まれ変わったものがDSAudioの光カートリッジであり2014年アナロググランプリ特別賞を受賞しております。    


1,MM型、MC型カートリッジと光カートリッジの違いとは?

①磁気からの解放による情報の高鮮度化

針の動きを光で検出する光カートリッジの最大の特徴の一つはMM,MC型と異なり磁界の影響を受けないということです。
従来のMM,MC型カートリッジは針についたマグネット(もしくはコイル)が磁界の中を振動することで発電します。
これは電磁誘導の原理を応用したものであり簡単に示すと右の図のようなものとなります。
この方式の欠点は動いた方向と逆の方向に力が発生してしまうということにあります。(レンツの法則
すなわちレコード再生時にレコードの波の動きとは逆方向の力がマグネット(もしくはコイル)に発生しているということです。
この現象は電磁誘導の原理を利用して音を取り出す以上避けられない現象でありMM,MC型カートリッジの問題であると考えています。
しかし光カートリッジは針の動きを光で検出するためこのような磁界の影響を全く受けないため、ラッカー盤を聴くような高鮮度な出力が可能になりました。

②振幅比例型発電機構による信号処理プロセスの簡略化。高S/N比の実現

従来のMM/MC型カートリッジの出力電圧は、磁界の変化の速度に比例するため速度比例型発電機構といわれています。 速度比例型発電機構は、同じ振幅で情報が刻まれていた場合に低い周波数では出力電圧が低く高い周波数では出力電圧が高くなってしまいます。そのため正しい情報として出力するためにはイコライザーで大きく修正をしなければなりません。
しかし振幅比例型発電機構である光カートリッジでは、同じ振幅で刻まれた情報は低い周波数でも高い周波数でも同じ出力で取り出されるためイコライザーによる修正がほとんど必要とされません。
そのため光カートリッジは、MM/MC型のような速度比例型発電機構を持つカートリッジに比べ信号処理のプロセスが大幅に省略され鮮度の高いナチュラルな情報を取り出すことができるのです。

 

2,完全なるアナログサウンド

光カートリッジという名前を初めて聞かれる方の中には「光=デジタル」といったイメージをお持ちになる方もいるかと思います。
しかし光カートリッジはレコードに刻まれた信号を一切デジタル処理をすることなくそのまま出力します。(D/A変換、A/D変換はありません。)
針の動きを磁石とコイルで検出するか、光で検出するかという検出方法の違いだけであり両者共にアナログサウンドであるという点は共通です。

 

3,光学専門会社だから成し得た光カートリッジ

詳しくは「運営者の紹介」のページにて記載しておりますがDS Audioは株式会社DigitalStreamが立ち上げたオーディオブランドです。
株式会社DigitalStreamは創業以来25年間一貫して光学関連機器の開発を行ってきました。創業以来25年間培ってきた光学技術があったからこそ光カートリッジの開発が可能になりました。

 

※ミュンヘンハイエンドオーディオショー2017のTechStage という講演イベントにて「光カートリッジの技術について」のデモを行いましたのでご覧ください。

 

 

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