回路情報

 

光カートリッジ用イコライザー回路に関する技術資料はこちらからご覧頂けます。

フォノイコライザー回路についての技術資料

 

 

 

 

 

 

 

※光カートリッジで使用している受光素子のスペックシートも掲載しますので参考になさってください。
HPI623_参考仕様書(Grand Masterで使用)

HPI2464参考仕様書(DS Master1,DS-W2,DS002,DS-E1で使用)

 

イコライザー回路情報を公開することにした理由に関するインタビューを受けた内容を転載致しましたのでご覧ください。

Q, 機密情報である光カートリッジ用フォノイコライザー回路情報をwebで公開することにした理由は?

ずばり結論を言うと光カートリッジを”ユニーク”なカートリッジから”ポピュラー”なカートリッジにしたいからです。私達はDS Audioを立ち上げ時から光カートリッジをMM/MCカートリッジに次ぐ第三のカートリッジとして光カートリッジを広く普及させることを目標として活動してきました。お陰様でこの7年間で光カートリッジを使用して下さるお客様は増えてきましたが、未だ光カートリッジは”ユニーク”なカートリッジの一つであり、”ポピュラー”なカートリッジになったとは言えません。これからより一層光カートリッジを普及させていく為には、お客様により多くのフォノイコライザーの「選択肢」が必要であると考えております。光カートリッジ用フォノイコライザーが色々な会社から出てくることで光カートリッジの新たな魅力が引き出されるでしょうし、お客様もより自分の好みに合った製品を選ぶことが可能になります。この「選択肢」は光カートリッジをより普及させるためには絶対に必要なものだと考えています。皆様ご存知の通りSoulnote社のE-2やEMM Lab社のDS-EQ1など光カートリッジ用フォのイコライザーを搭載してくれるブランドが出て来ましたが、これからもより多くの会社に光カートリッジ用イコライザーを搭載してもらいたいと思っております。
その為メーカー様が光カートリッジ用イコライザーの開発を行うといった場合は全ての技術的サポートを無料で対応させて頂き、製品化の際のライセンスフィーや検査費用といった費用も一切不要です。実際にこの情報を公開してすぐに海外のブランドから試作してみるのでもう少し情報を教えて欲しいと直接問い合わせが入って来たりしております。
またメーカー様のみならずこの回路情報を使って光カートリッジ用イコライザーを個人で制作してみるような方も出て来たら嬉しいです。ただし本当に申し訳ないのですが弊社のマンパワーの問題でお客様からの回路に関しての個々個別の質問には答える余裕がありませんのでその点だけご理解頂ければ幸いです。

 

Q光カートリッジ用フォノイコライザーの規格を統一したいということ?

はい、その通りです。少し技術的な話になってしまいますが、光カートリッジは使用するLEDや受光素子によっては全く違う給電方法が必要になります。その為50年前に光電式カートリッジが発売された際は各社各様のフォノイコライザー仕様となっていました。もしまたこのような形になってしまったらお客様が非常に不便するだけではなく、イコライザーは専用になってしまい光カートリッジは未来永劫”ポピュラー”なカートリッジにはなれません。その為にも光カートリッジ用のフォノイコライザーの規格を公開することで皆同じ規格の中で製品を競い合うような土壌をつくっておきたいと思っております。

 

Q他社製品が出てきた時のデメリットはないのでしょうか?

確かに他社が光カートリッジ用イコライザーを製品化することで DS Audio社イコライザーを選ばない人が出てくるからやめた方が良いのではとの意見もありましたが、すごく短期的な視点で見ればそういったデメリットもあるかもしれませんが、光カートリッジを普及させるといった観点からはこれは間違っていて、市場にもっと多くの光カートリッジ用フォノイコライザーが出てきた方が良いと思っております。そうすれば光カートリッジのより多く魅力が引き出されることでしょうし、お客様に「選択する」楽しさが生まれます。
またイコライザーのみならずカートリッジについてもどこか他社が光カートリッジを出そうとした時に邪魔にならないようにDS Audioでは光カートリッジの基幹技術を特許で抑えるようなことはしておりません。より多くの会社が光カートリッジや光カートリッジ用イコライザーを共通の規格の中で競い合いながらより良い製品を創っていく方があるべき姿であると思うからです。

 

Q他のカートリッジメーカーと光カートリッジの音を競い合う未来を想定しているということでしょうか?

はい。その方が良いと思います。
私は個人的には他のカートリッジメーカーやアンプメーカーを競合相手だと全く思っておりません。オーディオは趣味の製品でありお客様の可処分時間の奪い合いです。その中での私達の本当の競合相手は釣り,ゴルフ、車、ゲームなどの他の趣味はだけではなく可処分時間を奪われているといった意味では今はFacebookなどのSNSも私達の競合です。
このような他の趣味に対して負けないような魅力的な製品を創り出していくことこそが重要であり、その為にも小さな業界内で争うのではなく手を取り合いながら業界全体で魅力的な製品を創っていくことこそが最も大切なことだと思います。そういった観点で考えれば他のカートリッジメーカーやアンプメーカーは競合相手ではなくむしろ手を取り合うような間柄であるべきです。色々な会社が各々の技術を用いていて光カートリッジの魅力を引き出していくことでお客様にとってのオーディオが少しでも魅力的になっていけば嬉しいです。
そういった未来の為にも、私達は色々製品があるけどやっぱりDS Audioの製品が一番だよねと言ってもらえるよう日々努力を重ねていくつもりです。